hiro: 2008年5月アーカイブ

諸手続きの準備

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建築するためには、役所に行っていろいろな手続きが必要です。
通常は工務店さんが行ってくれるのですが、今回はセルフビルド。できることは自分でしなければなりません。

まず、建築確認か建築届か。
建築確認が必要なら、ちょっと私の手には負えません。専門家に頼む必要があります。建物の仕様にもよりますが、建築届の提出だけで建築オッケーな地域もあります。
幸いなことに建築地は建築届で建物が建てられる地域でした。

届出ですむからといって、いきなり書類を提出すればいいというものではありません。その前に調べておかなければ行けないことがたくさんあります。
まず、伐採可能な場所かどうか。埋蔵文化財はどうか。上下水道について。
市役所に行って、各部署を回って話を聞いてみました。

まず、森林課。
何でも、伐採の許可のいるところとそうでないところがあって、台帳みたいなものに書かれているらしいのですが、どうも私のところは載っていないらしい。応対に出た方がその地域を担当する人に電話してやり取りすることしばし。許可にはひと月くらいかかると聞いていたので、ちょっと緊張しましたが、伐採して構わないとのことでした。ほっ。

次は水道。
上水道のほうは不動産屋さんから聞いていたのと同じ内容で、北側道路に本管が埋設してあるのでそこから分岐して下さいとのこと。
次は下水。調べてもらったら、20メートルほど離れた市道に本下水が来ているということでした。敷地に枝管がくる計画もあるとのこと。そうなれば浄化槽もいらなくなります。もしかして、、、という淡い期待むなしく、「計画はありますが、本年度中の工事ははありません」残念。合併浄化槽がよいでしょうというアドバイスを頂き、その手続きの仕方について、懇切丁寧なご指導を頂きました。これなら浄化槽の設置申請も自分でできるかも。。

最後は教育委員会にいって埋蔵文化財について調べてもらわなければなりません。
あらかじめ教育委員会が指定している地域だと、むやみに掘削したり家を建てることはできません。担当の方は地図を出してきて丹念に調べていましたが、「ここは問題ありません」とのこと。簡単な確認書類をくれました。

ここまで調べて、いよいよ建築課です。ここでは、必要な書類や提出時期はもちろん、土地にかかっている建築の規制についてよく聞いてこなければなりません。

提出書類については難しいことはありませんでした。所定の用紙に記入し、図面を添付すればオッケーとのこと。着工前なら規定上は前日でもいいのですが、できれば一週間前までに提出して下さいとのこと。
建築に関する規制については、基本的には何もないということでした。境界からのセットバックなども民法上の決まりはあるが、他に法律や条例の規制はかかっていないのです。
だからといって何でもアリというわけにはいきません。やはりそこは、近隣の方や公衆道徳上、守って頂きたいことはありますとのこと。具体的にはセットバックは2m、地下浸透升は境界から1m離す。等々、いくつか指導、というか「お願い」を頂きました。要するに、近所の人たちとうまくやって下さいと、そんなニュアンスでした。


だいたい、様子はわかりました。これなら自分でできそうです。



建物のこと

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どんな家にするか、一口に言っても、なかなか難しい。

平屋か、二階建てか、ロフト付きか。

形は正方形か長方形か、下屋や張り・欠けはどうするか。

間取りは、部屋数とその機能はどうするか。

いろいろな問題が相互に関係し合っていて、一筋縄ではいかない。

階段の上がり下りがない平屋は魅力です。セルフビルフには絶対有利です。コンパクトでよく考えられた平屋はカッコいいし品があると思います。
ただし、当然ながら建坪は食います。特に傾斜のある敷地のときは、建坪が増大すると基礎工事の費用が予想以上にかさむ可能性があります。

次に二階建て、いわゆる「坪単価」という尺度で見ると、いちばんコストパフォーマンスが高いと思います。間取りの自由度も増すし、家の中も外もゆったり。それにタロなら、総二階で妻壁までログ積みの建物が建てられます。
でも、、ちょっとまって。静かな森の中に、総二階のログ。。。街の中じゃあるまいし、似合わないような気がするな。。
というのは言い訳で、坪単価が安いというだけで、総建築費は高いのです。つまり、総費用を抑えられる下限が高く、予算的に厳しい。

ロフト付きの建物は、あの場所の雰囲気に合いそうです。しかし、二階の居住性はいまいち。屋根の傾斜の関係で、立って歩けるスペースは床面積の半分くらいになることもあるし、これも問題が多そうです。


いろんな話が出ました。もう収拾がつかないくらい。
そこで、建物に必要な機能を挙げてみることにしました。

居住エリアと、サロン・アトリエエリア、それにゲストエリアが必要。
居住エリアはできるだけコンパクトにまとめる。例えば、現在の生活でも晩酌のあといい気分で横になっている居間と布団のある和室はふすま一つ。居間を出て廊下を通って寝室などという間取りは、呑んベイには向かない気がします。
また、一番いる時間が長いスペースが広すぎると、光熱費がかさみます。特に暖房は馬鹿になりません。
身の丈に会ったスペースで、食べて休んで寝る。居住スペースの基本コンセプトはこれでいこうと思います。

次に、サロン・アトリエエリア。まず、居住エリアと完全に分離している必要があります。できれば「離れ」のように。
サロンに人が来るのは基本的に夏なので、ミニログでも充分。先にミニログを建てておいて、建築中はそこで寝起き、完成後はアトリエ・サロンとして使う。我ながら妙案です(予算は別の話ですが)
ロフトにこのスペースを割り当てるのもいいかもしれません。居住性的には問題の多い傾斜天井も、非日常的な演出になるし、開放感が欲しければバルコニーに出れば、森の木々と鳥の声が迎えてくれます。

最後にゲストエリア。東京方面からここにやってきた人たちには、やはり一晩でも泊まっていってほしいものです。
山仲間が集まってくるぶんには、それこそ「その辺に雑魚寝」でいいと思います。問題はそういう生活習慣がない方が来た場合。ある程度のプライバシーは守れるスペースを確保しないといけません。

それから、「土間」がほしい。
例えば、山から帰ったとき、土間の上がり框に腰を下ろして山靴を脱ぎ、足を洗う。こんなことができるスペースが欲しかったのです。
昔の農家には必ずありました。半分外で半分家の中というユーティリティ。最近では「寒い」という理由でほとんど作られないそうですが、山で暮らすなら、ぜひ作りたいスペースなのです。

もう一つ、忘れてはならないのは「セルフビルド」であるということ。大工さんならわけない造作も、私たちには難しかったりします。
セルフビルドするなら、シンプルな家が一番。間仕切りも極力少なくしたい。


このほかに、この地域(寒冷地)ならではの条件もありました。
玄関室は居室とは独立したスペーストすること(風除け・保温)
玄関外の上は屋根をかける(落雪防止)

以上のようなことを総合的に勘案して決めたのが、

建物は矩形(正方形)、総ロフト付き、屋根はカネ勾配。
一階は居住スペースとし、キッチンなどもここに設置。また、ふすまで仕切れるゲストルームを設ける。
水回りは水の流せる土間に集約し、近くに「パノラマの湯」があることからシャワーのみとする。。。将来、猫足バスタブでも置きたいな。
二階ロフトはサロン・アトリエエリアとし、玄関から居住エリアを通らずに二階に行ける構造とする。

これを図面化するのがまた大変でした。タロの皆さんには大変ご迷惑をおかけしたかと思います。






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